ブランド食器

海外ブランド

マイセン

マイセン

マイセンというと、華やかな装飾のティーカップを思い浮かべる人も多いでしょう。
アンティークの域にあるマイセンは、洗練されたデザインと、それを職人が手作りするというスタイルから、大変人気の白磁器であります。
ドイツのマイセン地方で生産されてきた西洋白磁は、元は、中国や日本の白磁をモチーフに生み出されたと言われています。
当初のマイセンデザインには、そういった東洋白磁を意識した装飾が多く、ドラゴンや花などは東洋の世界をイメージしたものが多かったようです。
マイセンの有名な、「ブルーオニオン」の作品では、元々はザクロの絵が描かれていた東洋磁器をモチーフに作られたようですが、西洋にザクロがなかったことから、タマネギがモチーフになったという説もあるのです。
マイセンがいかに東洋の磁器を習って作られていたのかが分かるようですね。
約300年というマイセン誕生からの長い歴史の中で、マイセンは西洋デザインをとりいれ、バラや、葡萄の葉といった独自のデザイン、ヨーロッパでの流行をとりいれるなど、変化を続けてきています。

マイセンの歴史

ヨーロッパ硬質磁器の歴史はマイセンから始まります。
西洋磁器のパイオニアにして究極の名窯と評されたマイセン。
その歩みは今から300年ほど前、ドイツ東部ザクセン州の古都マイセンに、時のザクセン選帝侯アウグスト二世(強王)により初の硬質磁器工房が開かれた時に始まりました。
アウグスト二世の都ドレスデンにほど近いエルベ河沿いの小さな城下町マイセン、その河を見おろすアルブレヒト城に初めてマイセン窯が開かれたのは1710年。
当時は東インド会社から運ばれる中国や日本の白く輝く磁器が王侯貴族の憧憬の的となった時代で、とくに熱狂的な東洋磁器の蒐集家として知られたアウグスト二世は、自らの手で黄金より美しい白磁を創り出そうと願い、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーにその開発を命じ、ついに1709年に磁器焼成に成功したのでした。
翌年には「王立マイセン磁器製作所」がアルブレヒト城内に設立され、本格的なマイセン磁器の生産が始まったのです。
アウグスト二世は、東洋磁器の莫大な収集品を収蔵する目的のために、ドレスデンのツヴィンガー宮殿近くに「日本宮」を建造するほどの熱狂的なコレクターでした。
彼は自ら開発した白磁への執着もすさまじく、その技法が外に漏れることを恐れベトガーをアルブレヒト城内に幽閉、それがもとで廃人同様となった白磁開発の功労者ベトガーは、マイセン窯誕生からわずか9年後、37歳にしてその生涯を閉じたのでした。

マイセンの魅力

マイセン

マイセンのカップを、贈り物やプライベートのコレクションとして楽しんでいる人は多いと思います。
マイセンは、西洋白磁器として、大変人気があります。
v 儚げで洗練されたデザインがマイセンの魅力であると同時に、マイセンのイヤープレート、昔からある代表作「インドの花」「ブルーオニオン」などはいつまでも大変人気があります。
これは、多分、マイセン独特の西洋と東洋を織り交ぜた不思議な風合いから、見る人を楽しませ、和ませているのではないでしょうか。
マイセンは、花をモチーフにしたデザインが多いですが、大胆なバラの花よりも、小さくて愛らしい小花をちりばめたような作品も多く、東洋のザクロ、モモをイメージしたデザインも見かけます。
また、マイセン「meissen」のロゴプレートも人気があり、もはや、デザインだけでなく、マイセンというだけでブランド食器を確立しているようです。
マイセン食器は、自然やロマンチックなデザインも多いため、贈り物にすれば喜ばれることでしょう。
長く使っていただけるよう、飽きないデザインも魅力のマイセンなのです。

代表作

・ブルーオニオン
・インドの華
・アラビアンナイト
・ドラゴン
・猿の楽隊